グワジンジンブログ

グワジンジンブログは、男性の育児(乳児・幼児・子供の健康管理や教育、知育)や動物好きのブログ主が犬や猫などのペットの健康やペット保険などについて書いているブログです。一部サッカー、ゲーム、アニメなども雑記もあり。

赤ちゃんとペット(犬・猫)の同居注意点 怪我・病気・アレルギー・発育への影響

猫と赤ちゃん、犬と赤ちゃんは一緒に住んでいいのでしょうか?犬猫と住んでいる方で赤ちゃんが生まれる家庭ではとても大きな悩み事です。

私の家では、猫2匹が住んでいて、さらに子犬が一匹遊びに来たりします。当然赤ちゃんがやってくるからといって、彼ら、彼女達を誰かに譲渡したりましてや手放すなんてとても考えられません。

家族として猫と犬と赤ちゃんが共存・同居していく為には何を注意したらいいのでしょうか。

赤ちゃんとペット(犬・猫)が一緒に住むデメリットと予防対策

猫と犬などのペットが赤ちゃんと暮らすのには、残念ですが、いくつかのデメリットがあります。それぞれの問題に予防対策について考えてみました。

ズーノーシス(人畜共通感染・ペット感染症)の危険性と予防策

赤ちゃんは、ペットが原因で病気にかかる可能性があります。いわゆるズーノーシスなどの感染症です。代表的なところでは、定期的に話題になる鳥インフルエンザ、狂犬病・猫引っ搔き病寄生虫症レプトスピラ回虫症が上げられます。

感染経路は、犬や猫などのペットの糞や尿に触り口に入ることで、寄生虫症は起こります。ずり這いやハイハイなどが始まっている場合は注意が必要です。

予防法としては犬・猫のトイレを設置場所の見直しや、犬・猫の手足を出来るだけ清潔にすることが重要です。

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怪我の危険性

赤ちゃんとペットが一緒に暮らすと病気以外にも怪我を気にしなくてはいけません。

犬だと噛みつきや押したりすることでの転倒、猫では、噛みつき、引っ掻き傷、踏みつけです。

犬はしつけができる動物なので、ある程度噛み付きは 防ぐことが出来ますが、赤ちゃんの動きは予想が出来ず、尻尾を握ってしまったりするので、びっくりして噛み付いてしまうこともあります。またハイハイやつかまり立ちをしていて、犬が一緒に遊ぼうと飛びついて転倒させてしまうことがあります。

しつけが行き届いている犬であっても、驚いたり、悪意なく遊ぼうとしていて怪我をさせてしまうこともありますので、しっかり犬の動きをみることが必要です。

猫は、しつけが難しい一方で、犬とは違いフレンドリーに近づくというよりは、警戒して見ていることが多いため、赤ちゃんを近づけることをしなければ一般的には怪我はしません。一方でフレンドリーな性格の猫の場合は、近づき見守ることをしたり一緒に寝たりすることさえあります。この場合犬と同様に尻尾を急につかんでしまったり、噛み付くこともあり得、ねこ引っ掻き病、レプトスピラ罹患の可能性もあります。

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犬猫アレルギーの危険性

動物アレルギーの罹患の可能性があります。猫・犬のアレルギーを起こすアレルゲンは唾液やフケです。体毛がアレルゲンと考えられがちですが、毛よりもそこに付着するフケにアレルギーを起こすと言われています。

具体的な症状は、湿疹・目のかゆみ、鼻水・咳、重症化するとぜんそく・呼吸困難などにつながることもあります。

アレルギーが起きてしまった場合の対処法としては、赤ちゃんより先に犬猫がいる場合は限り接触させず、住み分けをすることです。

また赤ちゃん誕生後に犬猫を迎い入れる場合は、残念ですが、抗アレルギー剤を服用できる年齢までは迎え入れることはさけましょう。

アレルギーはいつ発症するのか予想はつきませんが、一班t歴な予防策としては、生活空間を常に清潔に保ち、犬猫もつねにトリミングを欠かさず、寝室は犬猫tとわけるなど、出来る限りの対応をすることでお互い同居することが可能になります。

赤ちゃんとペット(犬・猫)のが一緒に住むメリット

猫と犬と赤ちゃんが一緒 に同居する場合これまで上げたようなデメリットばかりではありません。

免疫力が高まり、病気に強く育つ

犬と猫など暮らすと病気・怪我やアレルギーなどネガティブな要素ばかり目立ちますが、アメリカの小児科専門誌にフィンランドの大学病院での「犬・猫と同居すると生後一年以内の赤ちゃんの免疫力が高める」調査が掲載されました。具体的には以下です。

犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは、感 染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るとの 調査結果が、米小児科専門誌に掲載されまし た。フィンランドのクオピオ大学病院が行った 調査。 毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周り にいることで生後1年内の赤ちゃんの免疫力 が高まる可能性があるとしています。 犬や猫が飼われている家庭の赤ちゃんは、せき、喘鳴(ぜんめい)、鼻炎など の感染性呼吸器疾患にかかる確率が約30%低く、また耳の感染症にかか る確率も約半分で、研究チームは、「動物との接触が免疫系の発達を助ける ことで、より整った免疫反応をもたらし、感染期間を短縮させるのではない か」と推論しています。

参照 

http://www.petfood.or.jp/breeding/dictionary/webcatalog.pdf

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心の発育がよくなる・集中力が高くなる

人間以外の生き物と、幼い頃から接することで、コミュニケーション能力の発達・心の発育が良くなると言われています。また、自分よりもちいさな生き物を慈しむ心がそだち、思いやり深い優しい子供に成長すると考えられています。

ペット飼育が、子どもの非言語コミュニケーション能力の発達に極めて有効 であることは、古くから知られてます。これは、話をすることができない動物 とのふれあいの中で、子ども達が“相手の気持ちを察すること”つまり”思 いやり”の心を育むからです。 また、子ども達のペット飼育の効用はそれだけにとどまりません。 ペットのもたらすリラックス効果や癒しの効果によって、向学心の向上や集中 力の向上が認められたという研究調査も報告されています。 下のグラフは、『犬がいる教室』の方が、『平均で約5分間も長く集中力が維 持できる』※6という研究成果がでています。

参照 

http://www.petfood.or.jp/breeding/dictionary/webcatalog.pdf

家が明るくなる

犬猫がいると初子であっても、すでに兄妹がいるのと同じになります。人間の子供と同じように環境の変化が訪れ犬猫にも急に責任感がめばえたり(母性・父性?)子犬・子猫返りをして急に甘えん坊になったり、犬・猫も赤ちゃんがくると色んな変化に影響を受けて成長していきます。

赤ちゃんの存在に慣れてくると、赤ちゃんが泣くと不安になって知らせてきたり、赤ちゃんが食べているとじーと物欲しそうに見ているのに我慢していたりと、今までと違った一面も見えまるでお兄さん、お姉さんの行動のようです。

赤ちゃんも眼で犬猫の動きを追ったり、ハイハイを始めるとガンバって追いかけたりします。兄妹がすでにいる家庭を除き、犬猫がいない家庭では体験できないことです。

常に赤ちゃんと犬猫達のふれあいを見れることで、家に笑顔も増え明るくなります。

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ところで我が家は?

我が家の猫達は当初、やっかいなやつが増えた!くらいに思っていて、古株の猫は、ショックそうな顔をし子猫返りをしてしまい(抱っこ嫌いなのに、赤ちゃんが抱っこされているのをみて抱っこ好きになる・・。)、若い猫は、妻を赤ちゃんにとられてしまい悲しみから見ない振り・・・。(笑

義理叔母宅の柴×シェパードは子犬なので、赤ちゃんに興味津々で今にも飛びつきそうだったので遠くで見せる感じ・・。

結構理想とは違い前途多難な雰囲気・・。

一緒に住んでいる猫と赤ちゃんの関係性に不安をもった私は猫達に、「お前達はおねえさんなんだから優しくしてあげてね。きっとこの子が大きくなったらおまえ達に親切にしてくれるよ」とことあるごとに話しかけたり猫達を説得していした。

想いが通じたのか、慣れただけなのか、時間が経つと、猫の方から隣にすわって観察したり、臭いを嗅ぎにきたり興味はあるようです。

まだ寝返り段階の息子がハイハイやずり這いをしてから猫達のリアクションがどのように変わるのか今から楽しみでしかたありません。

いまのところ、感染症や怪我などの事故が起こることなく来ていますが、今後も気をつけて猫達とともに我が子の成長を見守っていきます。

住まいも子供とペットにあわせて買えていかなくてはいけませんね。 

ペットと暮らす住まいのデザイン

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