[2016年東京都知事選挙]がんサバイバーならば出馬を取り消ししてほしい。普通に心配です。
がんサバイバーってなに
都知事選が憂鬱な盛り上がりをみせ何とも切ない都民はこちらです。
野党の候補として鳥越俊太郎さんが出馬されましたが、とても重いガンを煩い生還されてきた方として記憶していました。ところで先日鳥越さんは「病み上がりはがんサバイバーへの偏見だ!」と仰っていました。
がんサバイバー・・・。正直耳慣れない言葉でした。私の近い家族にも癌(がん)を患った方はいますが、がんサバイバーなんて聞いた事がなかったのです。
がんサバイバーとは
がんサバイバーとは、がんで治癒した人、再発した人を区別しないで、がんと診断された人すべてをがんサバイバーという
この概念は、1986年に米国で生まれたそうで、完全に勉強不足でした。
鳥越さん、出馬を取り消して
鳥越さんは、低い5年生存率をくぐり抜けて現在も元気でおられる訳で正真正銘のがんサバイバーです。間違い有りません。苦しい治療を乗り越えてこられました。
70歳から肉体改造に挑戦する鳥越俊太郎「病と向き合い克服していくことで、人は強くなれる」|カラダStyle for MEN|現代ビジネス
だからこそ、今後も命を大切にしてほしいなぁと思う訳です。
都民が望む都政は激務ですよ。オリンピックも有りますし、当選しても都議会は紛糾しまくるでしょう。どう考えても倒れてしまう可能性が高すぎます。
生きるも死ぬも個人の自由といえばそれまでですが、炎天下の中演説をし、各方面で野次られる彼を見ると痛々しく、心配でなりません。ストレスは万病の元です。がんというのは、再発する可能性は常にあるわけで、多くのストレスをうけてがん再発から最悪の事態になんて、誰も望みません。
今からでも遅くはありません、降りてはいかがでしょうか。この特攻のような行為を、だれか止めてあげてほしいと切に願います。
そもそも、彼がどうこうと言うよりは、彼を担いでる野党に問題が有ると思います。ずっと出ていた宇都宮さんで戦えばいいのに。。。都民にとっていいか悪いかは別ですが。
最後に「病み上がりはがんサバイバーへの偏見だ!」は、偏見じゃなくて病み上がりです。そして過去のことや政治信念や準備不足はどうあれ、心配してるんです。あなたと都政を。
追伸
個人的には長妻前厚生大臣が鳥越さんの応援演説しているのがショックでした。。誠実で良識があるイメージが強く、よく地元で選挙がなくても熱心に活動していたので、民主党・民進党はどうでもよかったのですが、彼は応援していました。厚生大臣って、国民の健康を考える大臣ですよね。。まあこういった矛盾はよくあることですよね。ちょっと残念でした。泣
石原良純さんが鳥越さんの出馬に肯定的な発言をされていたそうですが、気持ちは分かるよ程度で、別に支持している訳ではないと思いますよ。たぶん。
追伸2 文春・・。。